卒業研究の評価実験用システム

実験システムの Github リポジトリ

Frontend

Backend

これは何?

卒業研究の提案インタフェースの評価実験に使用したシステムです. 「プライバシーリスクの範囲と程度を実感させるウェブ検索スニペット」と題して研究を行っていました.

なぜ作ったのか

多くのウェブ検索ユーザは,自身のデータが誰にどの程度共有されているのかについて把握できていません. ウェブ検索において,サードパーティクッキーなどによるトラッキングはユーザにとって気づきにくいものです. 結果として,ウェブ検索ユーザの多くは「自身のプライバシー保護のためどのような行動を取るべきか考える機会がない」という問題が生じています. 本研究ではこの問題を解決するため,ウェブ検索結果画面にプライバシーリスクの評価に十分な情報を表示する 2 種類の UI を提案します. IconUI では自分の情報が共有されてしまうウェブページの具体例をファビコンで表示します. RatioUI ではウェブページのカテゴリや件数など,全体的な傾向を表示します.

提案インタフェースの外観図

IconUI

RatioUI

提案UI含めたフロントは TypeScript(React) を使用して実装しました. 検索行動ログの収集機能などを持つバックエンドは Go(Echo) を使用して実装しました.

どうなったのか

The 2022 ACM International Conference on Information Technology for Social Good (GoodIT 2022) に採択されました.

Yusuke Shimizu, Tetsushi Ohki, and Yusuke Yamamoto. 2022. Privacy-aware Snippets: Enhancing Assessment of Balance between Privacy Risks and Benefits in Web Search. In Proceedings of the 2022 ACM Conference on Information Technology for Social Good (GoodIT '22). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, 24–31. https://doi.org/10.1145/3524458.3547231